営業マンが学ぶべきプログラミング言語【Google Apps Script(GAS)一択】

営業職やバックオフィス、マネジャーなどいわゆる「ホワイトカラー」と呼ばれる人たちもITに関する知識やスキルがないと効率的に仕事を進めることが難しくなっている時代になりました。処理すべき情報量が増えているのに、自分の処理能力が変わらなければ、競合やライバルに差を付けられて高いパフォーマンスが発揮できなくなります。今日はそんな状況を打開して、自分の能力を拡張するために、ホワイトカラーが学ぶべきプログラミング言語を紹介します。

学ぶべきは「Google Apps Script（GAS）」一択

プログラミング言語といってもPHPやRuby、GOなど様々ありますが、言語の違い自体は大した問題ではありません。仮にエンジニアになって受託開発やプロダクト開発に携わりたいという方は、募集の多いプログラミング言語などを学ぶと良いでしょう。ですが本記事では営業マンが学ぶことで自分の仕事を効率化できるかという観点からおすすめをしていきます。結論を言うと学ぶべきは「Google Apps Script（略称:GAS）」です。ただし前提はGoogleの何らかのサービスを仕事で使っている方です。GmailやGoogleドライブ、カレンダーなど何か使っているのであれば学ぶ価値ありです。
Google Apps Script公式サイト

なぜGASなのか？

WEBサーバーの準備などが不要

プログラミングを覚えて、何かアプリケーションをインターネット上で使おうとすると、必ずWEBサーバーが必要となります。小さなレンタルサーバーでも毎月500円くらいかかりますし、何よりWEBサーバーの設定やアップロードなど覚えることが多くて面倒くさいです。GASであればその動作環境はすべてGoogleが提供していくれているので、WEBサーバーのことを何も考えずに使うことができます。さらにプログラムを記述するエディタも専用のものをブラウザベースで提供されているのでChromeさえ使っていれば始めるために用意するものは何もありません。

Googleのサービスを操作することがとても簡単

GASの素晴らしいところは、Googleのサービスへアクセスすることが非常に簡単だということです。もはやビジネスには欠かせないGmailやカレンダーからマーケティング効果の測定に不可欠なアナリティクスなどのサービスにとても簡単にアクセスすることができます。

ベースはJavaScriptなので発展学習が可能

GASのベースはJavaScriptです。JavaScriptはフロントエンドだけではなく、サーバーサイドでも使いやすいように今もなお発展しており、人気のプログラミング言語です。GASを学ぶことでさらにプログラミングに興味が出てきた場合でもさらに学習を発展させやすいです。下の参考記事「人気プログラミング言語、トップ10」でもJavaScriptは第一位に順位付けされています。
（参考）人気プログラミング言語、トップ10

GASを使って営業マンができること

GASのはじめやすさがわかったところで、「じゃあGASを使うと何ができるのさ？」というところを解説していきます。結論は「あなたが毎日ルーティンでやっているような仕事はすべて自動化できます」です。具体的には下のような仕事です。

• 特定日のカレンダーの空き時間をメールにコピペできる状態で取得する
• しばらく返信がない顧客に対して、フォローメールを送る
• スプレッドシートに保存した顧客リストのステータスに応じて提案メールを送る
• 顧客からの申込書付きのメールを取得をし、所定の形式での受注メールを作成する
• 重要顧客などの特定関係者からのメールはLINEやSlackなどにも通知させる

など、普段の仕事の中でかかる時間は少なくても、頻度が多くて定型的な仕事は挙げたらキリがありません。そんな業務をすべてGASにやってもらって、あなたの時間はプレゼンテーションや顧客の課題解決の企画にあてることができるのです。
今後具体的な実践方法についての解説記事もアップをしていきますので参考にされてください。

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