前回は、「SUMIFS」関数の基本についてまとめていきました。基本編では条件指定の部分については完全一致のパターンしか扱いませんでしたが、実際には様々な条件指定が必要になってくると思うのでこの記事では実践でよく使いそうな条件の設定方法についてみていきたいと思います。
(前回記事)【エクセル/スプレッドシート】「SUMIFS」関数で条件に合う数値を合計する
特定の数値よりも大きいか小さいか
まずよく使用するのは「特定の数値よりも大きいか小さいか」という条件です。例えば売上の元データから「単価が50,000円以上売上」のみを合計したい場合など利用可能です。
数式は以下の通りになります。A列に売上金額が入力されているシートを想定しています。
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=SUMIFS($A:$A,$A:$A,">="&50000) |
「$A:$A,">="&50000」この部分がA列(売上)が50,000以上ということを指しています。「&」でつなぐのは決まり文句なのでそういうものだと覚えてください。「以上」ではなく「より大きい」場合は「">"&50000」となります。以下や未満としたい場合は不等号を逆にすればOKです。
特定の日付よりも前か後か
日付の条件もよく使われます。例えば今月の売上合計を知りたい場合などですね。この場合も数値の評価のときと同じように表現することが可能です。
今回はB列に売上の日付が書かれているシートを想定します。
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=SUMIFS($A:$A,$B:$B,">="&"2019/06/01", $B:$B,"<="&"2019/06/30") |
このように書くと、6月の売上合計を得ることができます。応用すれば、クオーターや年間の集計も簡単です。
ここまでマスターすれば元データから特定の条件で合計することは完璧です。
これで集計を自動化していつも最新でミスのないデータ取得を実現してみてください。
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