海外生活

【令和の人生設計】新卒で海外就職するメリット・デメリット【デメリット多め】

投稿日:2019年6月17日 更新日:

タイはバンコクでサラリーマンと会社経営経験(現在進行中)をしている私が考える新卒での海外就職についてのメリット・デメリットについて書いていきたいと思います。大前提ですが、これからの時代日本以外で働くことや日本国籍以外の方と仕事をするのは当たり前になるので、海外経験を積むのはほぼ必須だとは思っています。がそのタイミングをどこにするのは結構重要なことだと思っています。

特に駐在(日本の会社に籍を置きながら海外子会社に出向するパターン)ではない場合には、最初に海外就職をするとリスクがある場合もあるので今後のキャリを考えるときの参考になればと思います。

※ 東南アジア・アジア圏への就職をイメージして話をしていきます。

新卒海外就職のメリット

とは言いつつもメリットもあります。まずは新卒で海外就職することの利点についてまとめていきます。

日本の常識に拘束されない

社会人経験のスタートを海外で始めるので、一緒に働く相手は外国籍の方になることが多くなります。そうすると彼らの「常識」を理解しながら働く必要が出てくるのでコミュニケーション方法や意思決定の方法など、日本の典型的な様式から外れてその国のものが染み付いていきます。

相手のことを推し量るがあまり自己主張をしないとか英語でのコミュニケーションになると途端に交渉力が落ちるなど、海外を舞台に働く上で弊害になるような特性が付きにくくなります

ポジションが上がるのが早い可能性(かも)

これは入社する会社にもよりますが、海外の多くの日系企業では日本国籍の社員が担う役割は重要かつ多いことが多いです。さらに少数の日本国籍社員でその役割を担うことが求められやすいので、パフォーマンスが高ければ早くに重要な役割を担うポジションを得やすいです。

ポジションが上がれば経験できることも増えてさらに重要なポジションを獲得できるチャンスが増えて好サイクルに入っていきます。

新卒海外就職のデメリット

次にデメリットです。下のデメリットは人によっては全然デメリットにならないという場合もあるのですが、多くの人にとってはデメリットでかつ新卒の時期としてしてはそれなりインパクトの大きなものになると思います。

指導者に恵まれない可能性が高め

新卒海外就職においてデメリットになる可能性が最も高いと考えているのが指導者の問題です。海外の日系企業にはそれほど多くの日本国籍社員が多くありません。かつこれは完全に会社にもよるし優秀な方も多いのですが、東京や大阪で働くのと比較すると優秀なビジネスマンは多くありません

日系企業にとってビジネスの主戦場は日本で、東南アジアやアジア諸国はコストコントロール機能や大手取引先に付随して展開していることがあります。海外現地で市場を開拓してプレゼンスを取りに行くような企業であればよいのですが、保守的な企業だと全然イケてる社員がいないということも。

そうすると最初の上司から学べることが少なく、せっかく海外まで行ったのに全然学びのない期間を過ごすこととなり、貴重な学習期間を無駄にします。1年目や2年目は大概の失敗は経験として許容され、お金をもらいながら指導を受けられるボーナスタイムなので、そのタイミングで優秀な上司に付くのはめちゃくちゃ重要です。海外就職はその可能性を下げる選択肢になります。

役に立つコミュニティー機能が少ない

今日本であればオンラインサロンを通じてリアルに出会う場があったり、社内の同期や競合で働くライバルなど横のつながりの中でも学びや刺激を得られる環境がすでにあります。そこでの切磋琢磨などを通じて学習意欲が高まったり、視野が広がったりしてビジネスの成功に繋がっていくわけです。

しかし海外ではそれが多くはありません。もちろん同業者同士のコミュニティーなどはあり、非常に有意義な場もないことはないのですが、割と多いのが日本国籍のおじさんたちとのゴルフ・野球からの飲み会などです。それ自体楽しいと感じる方もいるだろうし、取引のきっかけになったりするので良いと思うのですが別にそれで学びや成長につながることはないです。

給与が安い

これは生活費が安いからまあしのげたりはするのですが、日本で働くのと同じ仕事をしていても給与が大分安いことが多いです。海外での経験をお金を払ってでもしたいというのであれば良いのですが上述の通りそれほど良い学びの環境でもないのに、経験とトレードオフで安い給与なのは割に合わないと思います。

以上です。自発性が高い方は海外でもしっかり成長できると思うのですが、そうであれば東京で働きまくったほうが成長の度合いは大きいかと思います。海外で働くのはそれなりにビジネスを通じて価値が発揮できるようになってからでも遅くはないので、まずは仕事で成果を挙げることにフォーカスをするのが良いのではと結論付けています。

海外にちょっと出てみるなら航空券と格安ホテルを使おう

アジアを体験してみるならたったの数万円でOK。時間がない方も1泊2日とかで全然いけるので興味のある国にはぜひ一度訪れてみてください。ちなみにバンコクであれば安い時期ならフライト3万円+ホテル1泊3,000円とかでいけます。

東京から大阪に遊びにいくよりも安いかもしれません。

格安航空券を探すなら

スカイチケット

スカイチケットは予約まで日本語のみでできるのでとても簡単。Peachなどの日系格安航空会社なども掲載されているので、外資系のチケット検索サイトでは探せない格安航空券が見つかるチャンスがありおすすめです。Wifiなど海外旅行に欠かせないサービスも取り扱っているので便利です。

格安ホテルを探すなら

ホテル料金比較『トリバゴ』

CMでもよく見かけるトリバゴです。複数サイトから比較できるので価格の比較がしやすくて便利。初めて訪問する国の場合は相場感も分かりづらいと思うのでトリバゴで一度検索して選択肢を洗い出すのがおすすめです。

Booking.com

私がよく使っていておすすめなのはBooking.com。大体においてサービスと価格で最安値が探せますし、予約後に現地までの行き方やこれをタクシーの運転手に見せればOKですよというページまで用意してくれるので海外旅行時にはとても便利。会員登録すれば毎回簡単に予約が可能なので重宝しています。

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