【2019年最新】G SuiteとOffice 365徹底比較【G Suite料金値上げ後】

クラウドで提供されるグループウェアとして抜群に便利な「G Suite」と「Office365」。すでに使っている方も圧倒的に多いかと思いますが、これから使う方や乗り換えを検討されている方向けに両サービスの長所を整理していきたいと思います。情報が多すぎてもわかりにくくなるだけなので、中小企業などの比較的小規模な組織向けに提供されているサービスを中心に見ていきます。

【公式サイト】
G Suite
Office 365

価格について

価格についてはG Suiteが2019年4月2日から値上げを実施。従来1ユーザーあたり500円だったのが680円に値上がっています。まずは最新の料金表を見ていきましょう。

最も安い基本プランだとOffice 365が月額140円安いです。1年だと1,680円の差です。中級のプランだと両サービス同じ価格となっています。小規模な組織だと機能的には最安のプランで十分に使えるので、単純な価格比較でいくとOffice 365が優勢です。

機能について

次に機能面の比較をしていきたいと思います。基本的にはどちらもグループウェアとして必要な機能はフルに備えていますが若干差があったります。G Suite（Basic）とOffice 365 Business Essentialsの機能比較について見ていきます。

他にも細かいのはありますがビジネスでよく使うのは上記。すぐに目がいくのはストレージの容量の差。G Suiteはストレージとメール合わせて30GBなのに対して、Office 365がストレージ1TBとそれとは独立してメール専用容量で50GBが用意されています。がここの評価には注意が必要で、GoogleドライブにGoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートなどのファイルを保存をしても容量を消費することがありません。Googleのオフィスツールがメインとなっている組織では保存容量の差はほとんどなくなります。

ビデオ通話では最近Skypeのアップデートが話題です。スマホでも画面の共有などができるようになっており、移動中などの会議でも快適に使用できそうです。

あとは各サービスのスクリプト操作ですがG SuiteはGAS、Office 365はVBAという感じですが、操作の難易度や汎用性という意味ではGASが優勢かと思います。

まとめ

両サービスの評価としては、社内の資料がMicrosoftオフィス資料が中心だったり（変化も許容されない）、決済の第一条件がコストの安さという場合には、Office 365が良いかと思います。一方で、Googleオフィス資料への移行が許容されたり、GASなどのスクリプトを活用し業務を改善していく意欲のあるチームの場合はG Suiteが良いです。

個人的には両方のツールを使っており、ビジネスツールとしてのメインはG Suiteを使っていますが、Office 365の豊富な保存領域を画像や動画素材の管理のために使用をしたりしています。またSkypeは海外旅行中に通話をしたい場合のツールとしても使えるので非常に便利です（レストランなどに予約電話をかけたりするときに使っています）。

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